
- 耐陰性ってどういう意味?
- 日陰でも観葉植物を元気に育てるコツってある?
- 観葉植物を室内に飾りたいけど、日当たりが悪いからちゃんと育てられるか不安……。
- 日陰や半日陰におすすめの観葉植物を知りたい!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で紹介する「育て方のコツ」を実践すれば、日当たりの悪い室内でも元気に観葉植物を育てられますよ!なぜなら、実際に私もこの方法で観葉植物のある暮らしを楽しんでいるからです。
記事前半では、「耐陰性とは」「日陰でも元気に育てるコツ」について。後半では、「日陰におすすめの観葉植物12選」「半日陰におすすめの観葉植物8選」についてご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
※「今すぐ日陰や半日陰におすすめの観葉植物が知りたい!」という方は、「日陰におすすめの観葉植物12選」または「半日陰におすすめの観葉植物8選」へどうぞ!
そもそも耐陰性とは?

耐陰性とは、日光の当たる量が少ない場所でも育つ性質のことです。耐陰性のある観葉植物は、熱帯雨林のような樹木や植物が密林した日陰や半日陰の環境に自生しています。日当たりの悪い室内で観葉植物を育てる場合は、耐陰性があるものを選びましょう。
とはいえ、耐陰性があるからといって日当たりのよい場所と同じような管理をするのはNG……。耐陰性のある観葉植物は、耐陰性のない種類より日陰に耐えられるだけであって、得意というわけではありません。
日光に当たらないと光合成が行えないので、徒長したり葉の色が悪くなったりします。場合によっては、枯れてしまう恐れがあるため、日陰で管理する際は注意が必要です。
日陰でも元気に育てる5つのコツ

日当たりの悪い室内で観葉植物を元気に育てるコツは、以下の通りです。
- 水やりを控えめにする
- 定期的に日光浴をさせる
- 空気がこもらないようにする
- 水はけのよい土で育てる
- 植物用育成ライトを使用する
それぞれ解説していきます。
コツ①:水やりを控えめにする
観葉植物を日陰で育てる際は、水やりの頻度を控えめにするようにしてください。なぜなら、日陰は日当たりのよい場所より土の乾きが遅くなるからです。実際に、日当たりのよい場所と同じ頻度で水やりをすると、土が湿った状態が続き観葉植物が根腐れを起こしやすくなります。
観葉植物が根腐れになった場合は、そのまま放置すると枯れてしまう恐れがあるので、植え替えまたは挿し木をして対処する必要があります。そのため、土がしっかり乾いているのを確認して、水やりの頻度やタイミングを見極めるようにしましょう。
※根腐れについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。
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コツ②:定期的に日光浴をさせる
日陰に観葉植物を飾る場合は、定期的に日光浴をさせるようにしましょう。上記でもお伝えしましたが、耐陰性のある観葉植物でも日光に当たらないと枯れてしまう恐れがあります。
週2〜4回を目安に日光浴をさせると、観葉植物が元気に育ってくれるでしょう。時間は1回の日光浴につき、4〜5時間程度になります。
とはいえ、強い直射日光を観葉植物に当てると葉焼けを起こすことがあります。日光浴をさせる際は、日差しの弱い午前中に行なったり、レースカーテンで遮光したりする工夫が必要です。
※日当たりや日光浴について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。
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コツ③:空気がこもらないようにする
日当たりの悪い環境だけが当てはまるわけではありませんが、観葉植物を室内で育てる際は風通しをよくする必要があります。その理由は、空気がこもると湿気が溜まり、病気や虫が発生してしまうことがあるからです。
私は以前、湿気のひどい家に住んでいたことがあります。季節にもよりますが、室内の湿度が75%以上になることが多く、そのとき育てていたドラセナの土に白カビが生えてしまうという経験をしました……(涙)。
そんな失敗を避けるためにも、室内を換気したり風通しのよい場所を選んで飾ったりして、病気や虫から観葉植物を守りましょう。「サーキュレーター」で空気を循環させるのもおすすめですよ。
※カビの原因・除去・対策について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。
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コツ④:水はけのよい土で育てる
日当たりの悪い環境では、土の水はけ具合もチェックしてください。コツ①でもお伝えしましたが、日光があまり当たらない環境は土がなかなか乾きません。
土の湿った状態が続くと、観葉植物が根腐れを起こしてしまい枯れる恐れがあります。土が劣化している場合は、水はけのよい土に植え替えましょう。
※植え替え方法が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
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コツ⑤:植物用育成ライトを使用する
日光浴をさせられない場合は、植物用育成ライトの使用をおすすめします。植物用育成ライトとは、太陽光の代わりになる光を出すライトのことです。
ライトの形状や光の種類など、観葉植物の性質や大きさに合わせて選べます。日当たりの悪い環境でも植物育成用ライトを使用すれば、観葉植物が日光不足になるのを防げますよ。
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日陰におすすめの観葉植物12選
日陰におすすめの観葉植物は、以下の通りです。
- フィカスベンガレンシス
- ピレア・ペペロミオイデス
- エバーフレッシュ
- ポトス
- テーブルヤシ
- パキラ
- サンスベリア
- オーガスタ
- ガジュマル
- ザミオクルカス
- シュロチク
- モンステラ
それぞれの特徴をご紹介していきます。
1.フィカス・ベンガレンシス
「フィカス・ベンガレンシス」は、インドやスリランカ、東南アジアが原産地になります。
耐陰性があるので、日陰でも管理ができる観葉植物です。
明るめの日陰に置くか、定期的に日光浴をさせると葉色がよくなり丈夫に育ちます。
白い幹と丸みのある葉がどんなインテリアにも馴染みやすく、空間をおしゃれにしてくれます。
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2.ピレア・ペペロミオイデス
「ピレア・ぺぺロミオイデス」の原産地は中国です。
耐陰性に優れているので、日当たりの悪い場所でも育てられます。
直射日光に当たると葉焼けを起こす恐れがあるので、注意が必要です。
かわいらしい丸い葉がパンケーキのように見えることから「パンケーキプランツ」とも呼ばれています。
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3.エバーフレッシュ
ブラジルやボリビアなどが原産地の「エバーフレッシュ」。
日中は葉を広げ、夜は閉じるという性質があり、変化を楽しめる観葉植物です。
耐陰性や環境への適応能力が高く、日陰でも生長してくれます。
場所を移動させたときに葉を落とすことがありますが、急激な環境の変化ではない限り枯れる心配はあまりないので、落ち着くまで様子を見ましょう。
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4.ポトス
「ポトス」は、ソロモン諸島や東南アジアなどが原産地になります。
葉色や斑(ふ)の入り方など、さまざまな品種があるつる性の観葉植物です。
耐陰性があり繁殖力が強いので、どんな環境でも育てやすく、日陰でも元気に生長します。
支柱に沿わせて上に生長させたり、ハンギングアイテムに吊るして葉を垂れ下げたりなど、さまざまな飾り方を楽しめます。
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5.テーブルヤシ
「テーブルヤシ」の原産地は、マダガスカルやインド太平洋、アフリカ熱帯雨林です。
耐陰性があり、強い日差しが苦手な観葉植物です。
直射日光に当てたまま放置してしまうと枯れる原因につながるので、日光浴をさせるときは明るい日陰〜半日陰に置いてあげてください。
コンパクトサイズなので、テーブルやラックの上などに飾れますよ。
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6.パキラ
南アメリカやメキシコなどが原産地の「パキラ」。
耐陰性があり乾燥にも強いので、日陰でも育てやすい観葉植物です。
太陽の光を好むため、定期的に明るい場所で日光浴をさせるとよいでしょう。
樹形のサイズをコントロールしやすいので、好みの大きさでインテリアに取り入れられますよ。
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7.サンスベリア
「サンスベリア」は、熱帯アフリカや南アジアの乾燥地帯が原産地になります。
耐陰性に優れており、日陰でも育てられます。
定期的に日光浴をさせることで、葉色をきれいに保てます。
多湿を嫌うため、水の与え過ぎで根腐れにならないように注意しましょう。
トラのような模様の葉が個性的で、スタイリッシュな空間を演出できます。
また、葉は真っすぐ上に生長するので、狭いスペースでも気軽に飾れますよ。
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8.オーガスタ
「オーガスタ」の原産地は、南アフリカやマダガスカルです。
耐陰性があり乾燥に強いため、日陰でも管理できます。
ただし、日照不足は葉色が悪くなる原因につながるので、定期的に日光浴をさせましょう。
ボリュームのある濃い緑色の葉が南国風の印象で、4〜10月頃に咲かせる華やかな白い花は「天国の白い鳥」と呼ばれています。
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9.ガジュマル
沖縄や東南アジア、ミクロネシアなどが原産地の「ガジュマル」。
耐陰性があり生命力が強いので、日陰の環境でも育てられます。
個性的な太い幹と艶やかな濃い緑色の葉が、インテリアのおしゃれなアクセントになる観葉植物です。
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10.ザミオクルカス
「ザミオクルカス」の原産地は、東アフリカやザンジバル諸島(タンザニア)です。
耐陰性があり乾燥に強いため、飾る場所を選ばず管理できます。
直射日光が苦手なので、日光浴の際はレースのカーテン越しに置くようにしてください。
ザミオクルカスの新芽は、10枚程の葉が枝に丸まったまま生長します。
ある程度枝が伸びてくると、一斉に葉を開きはじめるとてもユニークな観葉植物です。
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11.シュロチク
東南アジアや中国南部が原産地の「シュロチク」。
耐陰性があり寒さにも比較的強いので、住まいの環境に左右されにくい観葉植物です。
直射日光を嫌うため、日光浴の際は明るい日陰に置くとよいでしょう。
和風や洋風、アジアンテイストなど、さまざまなインテリアに合わせやすく人気があります。
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12.モンステラ
「モンステラ」は、熱帯アメリカが原産地になります。
熱帯雨林の半日陰のような場所に生息する観葉植物なので、直射日光が苦手です。
日陰でも生長しますが、1カ月に数日カーテン越しに日光浴をさせましょう。
ハワイでは、葉の切れ込みから日光が差し込む様子から「希望の光を導く植物」といわれています。
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半日陰におすすめの観葉植物8選
半日陰におすすめの観葉植物は、以下の通りです。
- アンスリウム
- スイカペペロミア
- アグラオネマ
- ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ
- フィカス・ベンジャミン・バロック
- カラテア・マコヤナ
- フィカス・ウンベラータ
- コルジリネ・オーストラリス・レッドスター
それぞれの特徴をご紹介していきます。
1.アンスリウム
「アンスリウム」は、熱帯アメリカや西インド諸島が原産地になります。
耐陰性があるため室内でも管理できます。
太陽の光を好みますが、直射日光を浴びると葉焼けを起こす恐れがあるため、半日陰の場所に置くのがおすすめです。
花のように見えるハート形の仏炎苞(ぶつえんほう)は、光沢のある赤やピンクなどがあり、インテリアのおしゃれなアクセントになりますよ。
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2.スイカペペロミア
「スイカペペロミア」の原産地は、熱帯・亜熱帯地域です。
耐陰性があるため、室内で育てるのに向いています。
繁殖力が強く、夏の生長期には茎を土に挿すだけで発根します。
強い直射日光は葉焼けを起こしてしまう恐れがあるため、半日陰に置くとよいでしょう。
スイカ柄の個性的な葉をしているので、棚やデスクの上などに飾ることで空間をパッとおしゃれにしてくれますよ。
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3.アグラオネマ・マリア
中国南部やタイ北部などが原産地の「アグラオネマ・マリア」。
飾る場所を選ばない耐陰性のある観葉植物です。
高温多湿を好むので、葉水を行うときれいな葉色を保てますよ。
濃い緑色の葉にくっきり映える白い模様が美しく、空間を華やかな印象にしてくれます。
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4.ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ
「ドラセナ・デレメンシス・コンパクタ」は、アフリカやアメリカなどの熱帯地方が原産地になります。
直射日光が苦手なため、室内で育てるのに向いている観葉植物です。
乾燥に強く耐陰性があります。
深い緑色の葉色と独特な樹形は、エキゾチックな空間を演出してくれます。
葉はあまり広がらず上に向かって生長するので、狭い空間にも飾れますよ。
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5.フィカス・ベンジャミン・バロック
「フィカス・ベンジャミン・バロック」の原産地は、インドや東南アジアです。
寒さにはやや弱いですが、耐陰性が強く室内でも育てやすい品種になります。
日光が好きなので、定期的に日光浴させるのがおすすめです。
くるっとカールした葉がかわいく、部屋に飾ることで空間が華やかな印象になりますよ。
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6.カラテア・マコヤナ
熱帯アメリカが原産地の「カラテア・マコヤナ」。
直射日光が苦手なので、明るい日陰や半日陰で管理してください。
耐陰性が強く管理しやすいため、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめです。
葉の表面は、葉の中に葉を描いたような模様があり、裏面は赤褐色をしています。
葉の表面と裏面のコントラストがスタイリッシュで存在感があり、インテリアの主役にもなってくれます。
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7.フィカス・ウンベラータ
「フィカス・ウンベラータ」は、熱帯アフリカが原産地になります。
日当たりのよい場所を好みますが、直射日光が当たると葉焼けを起こす恐れがあるので、半日陰に飾るのがおすすめです。
存在感のある大きなハート形の葉は、優しい黄緑色をしており、飾ることで空間を明るい印象にしてくれます。
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8.コルジリネ・オーストラリス・レッドスター
「コルジリネ・オーストラリス・レッドスター」は、オーストラリアやニュージーランドなどが原産地です。
日光を好みますが、乾燥に強く耐陰性があるので、半日陰や明るい日陰でも管理できます。
落ち着いた赤茶色の葉は、他の観葉植物と組み合わせることで、赤と緑のコントラストが楽しめますよ。
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日当たりが悪い場合は耐陰性のある観葉植物を選ぼう!

今回は、「耐陰性とは」「日陰でも元気に育てるコツ」「日陰におすすめの観葉植物12選」「半日陰におすすめの観葉植物8選」についてご紹介しました。
日当たりの悪い室内に観葉植物を置きたいときは、耐陰性のある種類を選ぶのがおすすめです。ほとんどの観葉植物は太陽の光を好むので、それぞれの性質に合わせて日光浴をさせると元気に育ってくれますよ。日光浴をさせる際は、葉焼けしないように注意してくださいね!
※初心者でも育てやすい観葉植物をまとめてみたので、下記を参考にどうぞ!
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※観葉植物のハンギング方法が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!
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