
・葉っぱの様子がおかしいけど、どうしたらいいかわからない……。
・葉っぱの状態が悪いけど復活できますか?
・葉っぱの状態が悪い時の対処法が知りたい!

この記事で紹介する「復活させる方法」を知ることで、あなたが大切に育てている観葉植物の元気を取り戻せるかもしれませんよ!
なぜなら、実際に私もこの方法で観葉植物が枯れるのを回避しながら元気に育てているからです。
この記事では、観葉植物の葉の状態が悪い時の原因と復活させる方法を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「観葉植物が枯れる原因と枯らさないコツを知りたい」という方は、「観葉植物に元気がないのはなぜ?枯れる原因と枯らさない7つのコツ」へどうぞ!
葉っぱの状態別に観葉植物を復活させる方法
観葉植物の葉に変化(萎れる・変色など)が見られた際は、その原因を探して対処しなければいけません。なぜなら、そのまま放置すると観葉植物が弱り最終的に枯れてしまう可能性があるからです。
たとえば、「水やりが正しくできているか」「日当たりや気温が急に変わっていないか」など、過去を振り返ったり確認したりすると、原因を見つけられるでしょう。
早い段階で観葉植物の変化に気付いてあげることが重要で、原因がわかれば復活させやすくなりますよ。
観葉植物の状態が変化する原因は、たくさんあるのですべてをご紹介できていませんが、主な原因と復活方法を記載しているので参考になれば幸いです。
それでは、観葉植物の葉の状態が悪くなった時の復活方法を見ていきましょう。
状態①:葉っぱが丸まる
原因:
普段は平べったい葉が丸まる場合は、主に「日光不足」や「水不足」などが考えられます。
復活させる方法:
葉が丸まっていたら日当たりのよい場所に移動させ、土が乾いていたら水をたっぷりと与えましょう。日光浴は、朝or夕方に2〜3時間程度させるのがおすすめです。
とはいえ、急に直射日光に当てると葉焼けを起こす可能性があるので、レースのカーテン越しに太陽の光を当ててあげてください。
»日陰に強い観葉植物と元気に育てるコツについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»日当たりや日光浴について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»水やり方法について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態②:葉っぱが落ちる
原因:
葉がポロポロと落ちる場合は、主に「水不足・乾燥」や「環境の急激な変化」などが考えられます。
復活させる方法:
土が乾いていて元気がない時は「水不足」の可能性があるので、しっかり水を与えるとよいでしょう。また、エアコンや暖房の風は葉が乾燥する原因なので、直接当たらない場所に移動させてください。
「環境の急激な変化」は、観葉植物にストレスを与えてしまいます。置き場所を変える際は、徐々にその環境に慣らしてあげるとストレスを和らげられますよ。
»水やり方法について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»日当たりや日光浴について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態③:葉っぱがベタベタする
原因:
葉がベタベタしている時は、「葉の蜜線から出る分泌液」または「カイガラムシの排泄物」のどちらかが考えられます。
※カイガラムシの排泄物は、糖度が高いためベタベタしています。
復活させる方法:
根詰まりが原因で蜜線から過剰に「分泌液」が出る場合は、植え替えをしましょう。蜜線からの分泌液は自然現象なので問題ありませんが、過剰に出る場合は根詰まりの可能性があるので注意が必要です。
「カイガラムシ」は幼虫であれば薬剤が効きます。しかし、成虫になると硬い殻に被われ薬剤が効かないので歯ブラシなどで取るか、ひどい場合は葉や枝を切り落とすのがよいでしょう。
カイガラムシの排泄物を放置すると「すす病」の原因菌が付き、観葉植物が病気になる可能性があるので注意してください。
»根詰まり・植え替えについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»虫がわく原因や対策、対処法について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»カビの原因・除去・対策について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態④:葉っぱが萎れる
原因:
葉が萎れている場合は、主に「水不足」や「日光不足」などが考えられます。
復活させる方法:
「水不足」は、水を張った容器に鉢ごと漬けてしっかり吸水させるか、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりをすると、元気になるでしょう。
また、根詰まりや根腐れが原因で十分に水が吸収できなくなり、水不足を起こしているケースもあります。根詰まり・根腐れの場合は、不要な根を切り落として植え替えをしましょう。
「日光不足」は、日当たりのよい場所に移動させる必要があります。急な直射日光は葉焼けを起こすこともあるので、レースのカーテン越しに日光浴させましょう。
»根詰まり・植え替えについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»日陰に強い観葉植物と元気に育てるコツについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»水やり方法について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»日当たりや日光浴について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態⑤:葉っぱが黄色くなる
原因:
葉が黄色く変色する場合は、主に「日光不足」や「温度の変化」などが考えられます。
復活させる方法:
「日光不足」の場合は、日当たりのよい場所に移動させるか、定期的に日光浴をさせるとよいでしょう。
ただし、急な直射日光や長時間太陽の光に当て続けると「葉焼け」を起こす可能性があります。なので、日光浴をさせるなら朝か夕方の約2〜3時間がおすすめですよ。
また、夜間の気温が急激に下がる寒い時期は「温度の変化」が激しくなります。観葉植物を置く場所によっては、昼と夜の気温差が10℃以上になり、負担がかかるケースもあるのです。
そのため、置いている場所が観葉植物の最低気温を下回る場合は、夜間のみ暖かい場所に移動させるなどの工夫をして、寒さから守ってあげましょう。
»日陰に強い観葉植物と元気に育てるコツについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»日当たりや日光浴について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»耐寒性や最低気温について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態⑥:葉っぱが茶色くなる
原因:
葉が茶色く変色する場合は、主に「水不足」や「葉焼け」などが考えられます。
復活させる方法:
「水不足」の場合は、鉢底から水が流れ出るまでしっかり水を与えましょう。「葉焼け」を起こしてしまった葉の細胞は、元に戻ることはありません。
少し変色しているくらいなら、変色した部分だけ切り落とすかそのままにしておいても大丈夫です。しかし、明らかにかさかさになっている場合は、葉の付け根から切り落としましょう。
»水やり方法について知りたい方は、下記をご覧ください。

状態⑦:葉っぱが黒くなる
原因:
葉が黒く変色する場合は、主に「凍傷」や「すす病」などが考えられます。
復活させる方法:
寒さに弱い観葉植物は、低温が原因で葉が腐ってしまったり溶けてしまったりする「凍傷」にかかり、葉が黒く変色します。
変色した部分は元に戻ることはないので切り落とし、暖かく明るい場所で管理してあげましょう。「すす病」の場合は、病気にかかった部分を水で洗いティッシュや歯ブラシなどで擦るときれいになります。
病気の原因になる虫を発見したら、水や歯ブラシ、薬剤を使用して駆除しましょう。症状がひどい時は、剪定することで「すす病」の原因になる虫も駆除できます。
»寒さに強い観葉植物と元気に育てるポイントについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»カビの原因・除去・対策について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態⑧:葉っぱが白くなる
原因:
葉が白くなる場合は、主に「病気・虫」や「葉焼け」が考えられます。
復活させる方法:
葉の表面や茎に粉っぽい白いものがある場合は、うどんこ病という「病気」の可能性が高いので薬剤ですぐに対処し、ひどい場合は葉を切り落としましょう。
初期段階であれば、酢や重曹を水で薄めたものを吹きかければ、繁殖を抑えられます。
「虫」の場合は薬剤や水、歯ブラシなどで対処します。病気や虫は高温多湿な場所を好むので、風通しのよい場所へ移動させ、葉や枝が混み合っている場合は剪定をしましょう。
「葉焼け」がひどい場合は葉を根元から切り落とし、ひどくないなら焼けた部分だけ切り落とすかそのままでも大丈夫ですよ。
»虫がわく原因や対策、対処法について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»カビの原因・除去・対策について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

状態⑨:葉っぱに斑点が出る
原因:
観葉植物の葉に白や黒、茶色などの斑点が出る場合は、主にカビや細菌によってかかる病気が考えられます。
復活させる方法:
症状が現れている葉は、被害が広がらないように切り落とし、病気に合った薬剤を散布しましょう。カビや細菌は高温多湿の環境を好みます。
葉が茂り過ぎて混み合っている場所は剪定を行い、風通しをよくしましょう。薬剤を使用する際は、使用上の注意をよく確認してくださいね。
»カビの原因・除去・対策について知りたい方は、下記をご覧ください。

観葉植物が枯れてしまう前に対処しよう!
今回は、観葉植物の葉の状態が悪い時の原因と復活させる方法を解説しました。観葉植物を復活させるには、原因を発見して適切な対処をする必要があります。
葉の様子や症状によって原因を判断することが多いので、しっかりと観葉植物の状態を観察して、変化を見逃さないようにしたいところです。
繰り返しになりますが、「葉に元気がないな」とか「状態がおかしいな」と感じた場合は、観葉植物が完全に枯れてしまう前に、原因を見つけて対処してあげてくださいね!
»初心者でも育てやすい観葉植物をまとめてみたので、下記を参考にどうぞ!

»枯れる原因と枯らさないコツについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

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