
観葉植物を吊るす際の水やりってどうするの?
吊るした観葉植物を枯らしたくない!
水やりをする時に注意することはある?

こんな悩みを解決できる記事を用意したよ!
この記事で紹介する「水やりのポイントや注意点」を意識すれば、観葉植物を吊るす際の水やりについて悩まなくて済むでしょう!
なぜなら、わが家で吊るしている観葉植物達も水やりのポイントや注意点を意識してお世話をすることで、すくすく元気に生長し続けているからです。
記事前半では、観葉植物を吊るす際の水やり方法やポイントについて解説します。後半では、観葉植物を吊るす際の注意点やおしゃれに吊るすコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
»おしゃれに吊るす方法やおすすめの観葉植物を知りたいという方は、下記をご覧ください。

観葉植物を吊るす際の水やり方法

吊るした観葉植物の水やり方法は2つあります。
1つ目は、鉢をハンギングから取り出して与える方法。
2つ目は、吊るしたまま与える方法です。
観葉植物の吊るし方によって、水やりがしやすい方法を選ぶとよいでしょう。
~鉢をハンギングから取り出して与える方法~
- 土の表面が乾いたら鉢をハンギングから丁寧に取り出す
- ベランダや屋外、浴室などでたっぷり水やりをして1時間程度置いて水を切る
- 鉢底から水が流れ出なくなっていたら鉢をハンギングに戻す
~吊るしたまま与える方法~
- 土の表面が乾いたらたっぷり水を与える
- 受け皿や鉢カバーなどに溜まった水を抜き取る
受け皿を必要とする鉢をプランツハンガー
や、ハンギングプランター
に入れて吊るす場合は、鉢を取り出してから水やりをすることをおすすめします。
なぜなら、水やりは鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えなければいけないからです。
実際に、吊るしたまま水やりをすると水が漏れて床が水浸しになる可能性があります。床が濡れたり汚れたりするのが心配な方は、鉢を取り出してから水やりを行うとよいでしょう。
とはいえ、水やりは吊るしたままでももちろん可能です。受け皿から水があふれないように気を付けながら水やりを行いましょう。
ちなみに、給水タイプのハンギングプランターや鉢を使用すれば、吊るしたままでも水漏れを気にせず水を与えられますよ。
水やりをする際のポイント5つ

水やりをする際のポイント①・②は、観葉植物を弱らせないために意識することについて。ポイント③・④・⑤は、水漏れを防ぐ方法についてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①:葉や茎が傷付かないように扱う
ハンギングから鉢を取り出す際は、丁寧に行いましょう。その理由は、葉や茎がハンギングの紐やチェーンなどに引っかかり、傷付いたり折れたりすることがあるからです。
傷が付くと見た目が悪くなるだけでなく、観葉植物が弱ってしまう可能性もあります。特につる性で茎が長い観葉植物は、引っかかりやすいので傷が付かないように注意してください。
ポイント②:直射日光を避ける
水やり後に屋外で水切りをする場合は、直射日光が当たらないように注意しましょう。なぜなら、観葉植物の中には直射日光が苦手な種類があり、葉焼けを起こす可能性があるからです。
実際に、葉焼けを起こした葉は元に戻りません。また、葉焼けの症状がひどいと光合成ができなくなり、観葉植物が枯れる原因につながります。
そのため、水やり後は直射日光の当たらない場所に置くのがよいでしょう。
»枯れる原因と枯らさないコツについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

»葉っぱの状態が悪くなる原因と復活方法について知りたい方は、下記を参考にどうぞ。

ポイント③:受け皿ごと吊るす
鉢底に穴が開いているタイプの鉢をプランツハンガー
で吊るす場合は、受け皿ごと吊るすとよいでしょう。なぜなら、水やり後に鉢底から水が流れ出ても、受け皿があれば床にこぼれにくくなるからです。
たとえば、鉢をハンギングから取り出して水を与える場合、鉢を戻す前に水切りをしますが、100%水が漏れてこないとは言い切れません。
そのため、受け皿ごと一緒に吊るしておけば水が漏れてきても受け止めてくれるので、床にこぼれにくくなるのです。ちなみに受け皿がなかったら、食器用の皿などでも代用できますよ。
ポイント④:溜まった水は道具を使って吸い取る
水やり後に受け皿や鉢カバーに溜まった水は、スポイトや吸水シート、吸水タオルなどを使って吸い取るとよいでしょう。
その理由は、受け皿や鉢カバーに溜まった水をそのまま放置しておくと、水があふれて床にこぼれる可能性があるからです。
特に吊るしたまま水やりをする場合は、受け皿や鉢カバーに溜まる水の量が多いので、こまめに吸い取る必要があります。また、受け皿や鉢カバーに溜まっている水を放置すると、根腐れや虫がわく原因にもなるのです。
大切なのは、受け皿や鉢カバーに水を溜めないこと。もし受け皿や鉢カバーに水が溜まっていたら、道具を使ってこまめに吸い取ってあげましょう。
»虫がわく原因や対策、対処法について知りたい方は、下記をご覧ください。

ポイント⑤:細口のジョウロを使う
細口のジョウロ があれば、普段の水やりがしやすくなります。水の差し口が細いと狙った場所に水を出せるので、的確に水を与えられます。特に吊るしたまま水やりをする場合は、細口のジョウロがおすすめです。
また、鉢の周りに水が飛び散りにくいのもうれしいポイント!床や鉢の外側を拭く回数が少なくなると、普段の水やりが快適になりますよね。
»おしゃれなガーデンアイテムをお探しの方は「AND PLANTS」ご覧ください!
観葉植物を吊るす際の注意点3つ

ここでは、観葉植物を吊るす際の注意点を3つ解説します。
1つ目は『乾燥』
2つ目は『根腐れ』
3つ目は『耐荷重』についてです。
床置きとは注意点が異なるところもあるので、ぜひ参考にしてください。
注意点①:乾燥していないか確認する
観葉植物を吊るすと床置きの場合より水やりの頻度が多くなります。その理由は、吊るすことで風通しがよくなり、土が乾燥しやすくなるからです。
また、床置きより高い位置に鉢があるので土の状態が見えにくく、水やりを忘れがちになります。そのため、土が乾燥していないかをこまめに観察して、水やりを忘れないように注意する必要があるのです。
»通常の水やり方法について知りたい方は、下記をご覧ください。

注意点②:過湿状態を避けて根腐れを防ぐ
上記でもお伝えしましたが、水やり後に受け皿や鉢カバーの中に水が溜まった状態が続くと根腐れを起こす可能性があります。
なぜなら、受け皿や鉢カバーに水が溜まり続けると、鉢の中が過湿状態になるからです。根腐れを起こすと、根から水分や栄養を吸収できなくなるので、観葉植物が枯れる原因につながります。
繰り返しになりますが、受け皿や鉢カバーに水が溜まっていたら、根腐れにならないように吸い取るなどして必ず捨てましょう。
»根腐れについて知りたい方は、下記をご覧ください。

注意点③:耐荷重と水やり後の重さを確認する
観葉植物を吊るす前に水やり後の重さを確認しましょう。理由は、吊るす場所や吊るすためのアイテムの耐荷重を超えると、鉢が落下する危険性があるからです。
具体的に言えば、水やりをすると土に水分が含まれるので、当然重さは増します。そのため、観葉植物に水やりをした後の重さを確認してから、吊るす場所や吊るすアイテムを選ぶ必要があるのです。
室内で観葉植物をおしゃれに吊るすコツ

観葉植物を吊るす際は、部屋のテイストに合わせて吊るすアイテムを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、吊るすアイテムを部屋のテイストに合わせることで、統一感が生まれるからです。統一感があると部屋の雰囲気が整って見えるので、おしゃれに感じますよね。
たとえば、受け皿ごと吊るすスタイルに違和感がある場合は、部屋のテイストに合う鉢カバーやハンギングプランターに入れて吊るしてみるとよいでしょう。
吊るす方法や場所はたくさんあるので、部屋のテイストに合わせてプランツハンガー
やハンギングプランター
などを選び、おしゃれな空間作りを楽しんでくださいね!
»吊るす方法やおすすめの観葉植物を知りたいという方は、下記をご覧ください。

正しく水やりをして観葉植物を元気に育てよう!

今回は、「観葉植物を吊るす際の水やり方法」「水やりをする際のポイント」「吊るす際の注意点」「おしゃれに吊るすコツ」をご紹介しました。
最後に、もう一度水やりをする際のポイントと観葉植物を吊るす際の注意点について確認しましょう。
- 葉や茎が傷付かないように扱う
- 直射日光を避ける
- 受け皿ごと吊るす
- 溜まった水は道具を使って吸い取る
- 細口のジョウロを使う
- 乾燥していないか確認する
- 過湿状態を避けて根腐れを防ぐ
- 耐荷重と水やり後の重さを確認する
上記でもお伝えしましたが、観葉植物を吊るすと水の溜まり具合や土の状態などが確認しづらいので、こまめに観察する習慣を付けるのがおすすめです。
水やりをする際のポイントや注意点を意識しながら、たっぷりと水を与えて観葉植物を元気に育てましょう!
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