
- 吊るした観葉植物にはどうやって水やりしたらいい?
- 鉢底から水が垂れてこないか心配。
- 水やりのタイミングが分からない。
- 観葉植物を吊るしたときの正しい水やり方法が知りたい!

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
記事前半では、「吊るした観葉植物の水やり方法」「水やりをするときのポイント」について。
後半では、「観葉植物を吊るす際の注意点」「おしゃれに吊るすコツ」を解説します。
「ハンギングにおすすめの観葉植物」もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!
※「今すぐハンギングにおすすめの観葉植物について知りたい!」という方は、「ハンギングに適した観葉植物とは?おすすめ15選や吊るす方法を解説」へどうぞ!
※「観葉植物をおしゃれに吊るしたい!」という方は、「観葉植物をおしゃれに吊るす方法とアイデア8つをわかりやすく解説」へどうぞ!
吊るした観葉植物の水やり方法

吊るした観葉植物の主な水やり方法は、次の通りです。
- 水やり方法①:
→ 吊り下げるアイテムから鉢を取り出して水やりをする - 水やり方法②:
→ 吊るしたまま水やりをする
水やり方法①の手順
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水やり方法②の手順
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受け皿を必要とする鉢をプランツハンガー
や、ハンギングプランター
に入れて吊るす場合は、鉢を取り出してから水やりをすることをおすすめします。
なぜなら、水やりは鉢の底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えなければならないからです。
実際に、吊るしたまま水やりをすると、水が漏れて床が水浸しになる可能性があります。床が濡れたり汚れたりするのが心配な方は、鉢を取り出してから水やりを行うとよいでしょう。
とはいえ、水やりは吊るしたままでももちろん可能です。受け皿から水があふれないように、気を付けながら行ってくださいね。
ちなみに、給水タイプのハンギングプランターや鉢を使用すれば、吊るしたままでも水漏れを気にせず水を与えられますよ。
プランツハンガーはこれ!
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ハンギングプランターはこれ!
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吊るした観葉植物に水やりをする際のポイント5つ

ここでは、吊るした観葉植物に水やりをする際のポイント5つをご紹介します。
ポイント①・②は、観葉植物を弱らせないために意識すること。③・④・⑤は、水漏れを防ぐ方法についてです。それでは、さっそくみていきましょう。
ポイント①:葉や茎などに傷が付かないように扱う
吊り下げるアイテムから鉢を取り出す際は、丁寧に行ってください。その理由は、葉や茎が吊り下げるアイテムの紐やチェーンなどに引っかかり、折れたり傷付いたりする場合があるからです。
傷が付くと見た目が悪くなるだけでなく、観葉植物が弱ってしまう可能性があります。特につる性の観葉植物は茎が長く引っかかりやすいので、傷付けないように注意してください。
ポイント②:直射日光を避ける
水やりをした後に屋外で水切りをする場合は、直射日光が当たらないように注意しましょう。なぜなら、直射日光は刺激が強く、葉焼けを起こす可能性があるからです。
特に、真夏の直射日光には注意が必要。中には、直射日光が苦手な種類の観葉植物もあるので、事前に確認しておくと安心ですよ。
ちなみに、葉焼けを起こした部分は元に戻りません。葉焼けの症状がひどいと光合成ができなくなり、観葉植物が枯れてしまうケースも……。
そのため、水やり後は直射日光が当たらない場所に置くようにしましょう。
ポイント③:受け皿ごと吊るす
鉢底に穴が開いているタイプの鉢をプランツハンガーで吊るす場合は、受け皿ごと吊るすのがおすすめ。なぜなら、水やり後に鉢底から水が流れ出ても、受け皿があれば床にこぼれにくくなるからです。
分かりやすく言うと、吊り下げるアイテムから観葉植物を取り出して水やりをする場合、鉢を戻す前に水切りをすると上記でお伝えしました。
その際に、水切りが十分にできていないと鉢底から水が流れてくる可能性があります。
そのため、鉢と一緒に受け皿を吊るすことで水が垂れても受け止めてくれるので、床がビチャビチャになるのを防げるのです。ちなみに、受け皿がない場合は食器でも代用できますよ。
ポイント④:溜まった水は「取り出して捨てる」または「道具を使って吸い取る」
水やり後に受け皿や鉢カバーに溜まった水は、「取り出してから捨てる」または「スポイトや吸水シート、吸水タオルなどの道具を使って吸い取る」ようにしましょう。
その理由は、受け皿や鉢カバーに溜まった水をそのままにしておくと、水があふれて床にこぼれたり根腐れになったりする可能性があるからです。虫がわく原因にもつながります。
大切なのは、受け皿や鉢カバーに水を溜めないこと。受け皿や鉢カバーに水が溜まっていたら、放置しないようにしてくださいね。
スポイトはこちら!
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ポイント⑤:細口のジョウロを使う
吊るしたまま水やりをする場合は、細口のジョウロ が特におすすめ。狙った場所に水を出せるので、普段の水やりがしやすくなります。
鉢の周りに水が飛び散りにくいのもうれしいポイントです。床や鉢の外側を拭く回数が少なくなると、普段の水やりが快適になりますよ。
細口ジョウロはこちら!
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ハンギングにおすすめの観葉植物
観葉植物をハンギングするなら、つる性や半つる性、垂れ下がる系、葉がふんわりと広がる系がおすすめです。
天井やカーテンレールなどから観葉植物をハンギングすることで、上のあいている空間も活かせます。
つる性や半つる性、垂れ下がるタイプの観葉植物は、縦の空間をおしゃれに演出。横に広がるタイプの観葉植物は、ふんわりと優しい印象を与えます。
という感じで、観葉植物を選ぶ際は特徴や部屋に飾ったときの印象をしっかりイメージするようにしましょう。
»ハンギング(吊るす)におすすめの観葉植物を15種類ピックアップしたので、気になる方は下記をご覧ください。

観葉植物を吊るす際の注意点3つ

ここからは、観葉植物を吊るす際の注意点を3つ解説します。
1つ目は『乾燥』
2つ目は『根腐れ』
3つ目は『耐荷重』についてです。
床置きの場合とは注意点が異なるところもあるので、しっかりおさえておきましょう。
注意点①:乾燥していないか確認する
観葉植物を吊るすと、床置きの場合より水やりの頻度が多くなります。その理由は、吊るすことで風通しがよくなり、土や葉が乾きやすくなるからです。
また、床置きより高い位置に観葉植物を吊るすので、土の状態が見えにくく、水やりと葉水を忘れがちになることも……。
そのため、土や葉が乾燥していないかどうかをこまめに観察し、水やりと葉水を忘れないように注意しましょう。
»通常の水やり方法について知りたい方は、下記をご覧ください。

注意点②:過湿状態を避けて根腐れを防ぐ
上記でもお伝えしましたが、受け皿や鉢カバーの中に水が溜まった状態が続くと、根腐れを起こす可能性があります。
なぜなら、受け皿や鉢カバーに水が溜まっていると、鉢の中が過湿状態になるからです。実際に、観葉植物が根腐れになると水分や栄養を吸収できなくなるので、枯れてしまう可能性があります。
なので、受け皿や鉢カバーに水が溜まっているのを見つけたら、根腐れにならないように必ず捨てましょう。
»根腐れについて知りたい方は、下記をご覧ください。

注意点③:耐荷重と水やり後の重さを確認する
観葉植物を吊るす前に水やり後の重さを確認しましょう。その理由は、観葉植物の重さが吊るす場所や吊るすアイテムの耐荷重を超えてしまうと、落下する恐れがあるからです。
具体的に言えば、水やりをすると土に水分が含まれ、観葉植物全体の重さが増します。そのため、水やり後の重さを確認してから、吊るす場所や吊るすアイテムを選んでいく必要があります。
室内で観葉植物をおしゃれに吊るすコツ

観葉植物を吊るす際は、部屋のテイストに合わせて吊るすアイテムを選ぶのがおすすめです。
なぜなら、吊るすアイテムを部屋のテイストに合わせることで、統一感が生まれるからです。統一感がある部屋は雰囲気が整っていておしゃれに感じますよね。
もし、受け皿ごと吊るすスタイルに違和感がある場合は、部屋のテイストに合う鉢カバーやハンギングプランターに入れて吊るしてみるとよいでしょう。
吊るす方法や場所はたくさんあるので、部屋のテイストに合わせてプランツハンガー
やハンギングプランター
などを選び、おしゃれな空間作りを楽しみましょう。
»吊るす方法やおすすめの観葉植物を知りたいという方は、下記をご覧ください。

正しく水やりをして観葉植物を元気に育てよう!

今回は、「吊るした観葉植物の水やり方法」「水やりをするときのポイント」「観葉植物を吊るす際の注意点」「おしゃれに吊るすコツ」をご紹介しました。
最後に、もう一度水やりをする際のポイントと観葉植物を吊るす際の注意点について確認しましょう。
~水やりをする際のポイント5つ~
- 葉や茎などに傷が付かないように扱う
- 直射日光を避ける
- 受け皿ごと吊るす
- 溜まった水は必ず捨てる
- 細口のジョウロを使う
~観葉植物を吊るす際の注意点3つ~
- 乾燥していないか確認する
- 過湿状態を避けて根腐れを防ぐ
- 耐荷重と水やり後の重さを確認する
上記でもお伝えしましたが、観葉植物を吊るすと水の溜まり具合や土の状態などが確認しづらいので、こまめに観察する習慣を身に付けましょう。
水やりをする際のポイントや注意点を意識しながら、たっぷりと水を与えて観葉植物を元気に育ててくださいね!
»ハンギング(吊るす)におすすめの観葉植物を15種類ピックアップしたので、気になる方は下記をご覧ください。

»観葉植物のおしゃれな吊るし方を知りたいという方は、下記を参考にどうぞ。

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