観葉植物は日光が必要?日当たりの悪い環境でも育てられる5つのコツ

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オリーブくん
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  • 観葉植物は日光に当たらないと育たないの?
  • なんで観葉植物は日光が必要なんだろう?
  • 耐陰性ってどういう意味?
  • 日当たりが悪い場所での管理方法が知りたい!
  • 日光浴ってどのくらいさせたらいいの?
ノアくん
ノアくん

こんな悩みを解決できる記事を用意しました

記事前半では、「日光が必要な理由」「日当たりの種類」「耐陰性とは」「日当たりの悪い環境でも元気に育てるコツ」「日光浴をさせるときの注意点」について。

後半では、「日光に強い観葉植物5選」「日当たりの悪い環境でも育てられる観葉植物5選」についてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

※「今すぐ日光に強い観葉植物日当たりの悪い環境でも育てられる観葉植物が知りたい!」という方は、日光に強い観葉植物5選または日当たりの悪い環境でも育てられる観葉植物5選へどうぞ!

観葉植物に日光が必要な理由

観葉植物が元気よく生長するためには、日光が欠かせません。なぜなら、観葉植物は光合成をして生長に必要な養分を作り出しているからです。

つまり、観葉植物に光が当たらないと光合成が行えないので、葉が黄色くなることや生長が緩やかになる場合があるのです。

また、光が当たる場所を探して茎や枝を伸ばしていくため、細長く間延びしたかっこ悪い姿(=徒長)になってしまいます。そのため、樹形の整った元気な観葉植物を育てるためには、日光が必要不可欠なのです。

とはいえ、観葉植物は種類によって適切な光の強さが異なります。それぞれの性質に合った日当たりで管理するようにしましょう。

ちなみに光合成とは、光エネルギーと水分、二酸化炭素を使って生長に必要な養分を作る働きをすることです。

日当たりの種類

日当たりの種類について説明をしている

日当たりの種類は下記の通りです。

  1. 明るい日陰
  2. 半日陰
  3. 日陰

日当たりの種類によって光の強さが異なるので、どんな特徴があるか知っておきましょう。

それぞれ解説していきます。

1.明るい日陰

明るい日陰とは、直接日光が当たらない明るい場所、もしくは2時間程度日光が当たる場所のことです。明るい日陰の遮光率は、日向(ひなた)の1/3〜1/2程度で多くの観葉植物にとって最適な環境と言われています。

明るい日陰になる場所には、レースのカーテン越しの窓辺や壁や塀などに反射した間接光が入る明るい場所などが挙げられます。

2.半日陰

半日陰とは、午前または午後だけに日光が当たる場所、もしくは木漏れ日の当たる場所のことです。明るい日陰と同じく、遮光率は日向(ひなた)の1/3〜1/2程度になります。

半日陰に観葉植物を置く際は、午前中の日光が当たる場所がおすすめです。半日陰になる場所には、レースのカーテン越しの窓辺や午前中もしくは午後の間だけ日光の当たる窓際などが挙げられます。

ちなみに、真夏の午後から射す強い日差しや西日は観葉植物にとって厳しく、葉焼けを起こす恐れがあるので注意しましょう。

3.日陰

日陰とは、直射日光や間接光が入らない場所のことです。日光が遮断される場所や窓のない場所など、日向とは真逆の環境になります。

日陰は光合成をするのが難しくなるので、普通に観葉植物を育てるより管理の難易度が上がります。日陰になる場所は、窓のない玄関やトイレ、浴室などです。

耐陰性ってなに?

耐陰性がなにかについて説明をしている

耐陰性とは、日光があまり入らない場所でも育つ性質のことです。しかし実際には、日当たりの悪い環境に一生懸命耐えているだけで、元気よく生長するためには日光が欠かせない場合がほとんどになります。

「日光が必要な理由」でもお伝えしましたが、観葉植物を日陰にずっと置いていると調子が悪くなって徒長したり、葉の色が黄色くなったりします。

そのため、日当たりの悪い部屋では耐陰性のある観葉植物がおすすめです。観葉植物を元気に生長させるためには、育てる際の工夫も必要ですよ。

耐陰性のあるおすすめの観葉植物について知りたい方は、下記をご覧ください。
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日当たりの悪い環境でも元気に育てるコツ5つ

日当たりの悪い環境でも元気に育てるコツ5つについて説明をしている

日当たりの悪い環境でも元気に育てる主なコツは、下記の通りです。

  1. 日光浴をさせる
  2. 水やりは控えめに行う
  3. 風通しをよくする
  4. 植物育成用ライトを使う
  5. 水はけのよい土で育てる

それぞれ解説していきます。

コツ①:日光浴をさせる

観葉植物を日当たりの悪い場所に置いている場合は、定期的に日光浴をさせましょう。その理由は、日光浴をさせることで光合成ができるようになるからです。生長に必要な養分を作り出せるので、徒長や葉の色が黄色くなるのを防げます。

日光浴は週に2〜4回、時間は4〜5時間程度行うとよいでしょう。直射日光をガンガン当てる必要はなく、レースカーテン越しに光が当たる場所や窓から少し離れた場所などで日光浴をさせてください。

中には、屋外で日光浴をさせる場合もあると思います。その際は、観葉植物は直射日光に弱い場合が多いので、十分注意して行うようにしましょう。

コツ②:水やりは控えめに行う

日当たりの悪い場所に観葉植物を置いている場合は、水やりの頻度を控えめにするとよいでしょう。なぜなら、日当たりの悪い場所では土の乾きが遅くなってしまうからです。

水やりは、観葉植物を育てる上で欠かせない大切なお世話の1つです。しかし、土が湿っている状態で水を与え続けると根腐れを起こす恐れがあります。そのため、鉢の土が乾いているのを確認してから水やりを行うようにしましょう。

ちなみに、水やりを行う際は日当たりの良し悪しに関係なく、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるのがポイントですよ。

根腐れについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。
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コツ③:風通しをよくする

観葉植物を置いている部屋は、風通しをよくしましょう。その理由は、部屋に空気が籠もると湿気がたまりやすくなり、カビや虫が発生する可能性が高くなるからです。

カビや虫の発生は、観葉植物の病気を誘発する原因の1つで、放置すると枯れてしまう恐れがあります。実際に私たちも風通しが悪く、空気が籠もっていたらどんよりした気分になり、換気したくなりますよね。

風通しのよい環境は、観葉植物を元気に育てる上で重要なことなので、換気をして新鮮な空気を取り入れましょう。換気をするのが難しい場合は、「サーキュレーター」を使って、空気を循環させるのがおすすめですよ。

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コツ④:植物育成用ライトを使う

「日光が必要な理由」では、「観葉植物が元気に生長するためには日光が欠かせません」とお伝えしました。しかし、日光浴をさせる時間や日光が当たる場所がないという方もいらっしゃると思います。そのような場合は、「植物育成用ライト」の使用をおすすめします。

植物育成ライトとは、太陽光に近い光を出すことのできるライトのことです。観葉植物の性質や大きさに合わせて、ライトの形状や光の種類、強さなどを選べます。植物育成用ライトを使用すれば、日当たりの悪い環境でも日光不足になるのを防げるでしょう。

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コツ⑤:水はけのよい土で育てる

日当たりの悪い環境で観葉植物を育てるときは、水はけのよい土を使用しましょう。なぜなら、日光があまり当たらない場所は土が乾きにくいからです。

土がなかなか乾かず湿っている状態が続くと、観葉植物が根腐れになり枯れてしまう原因につながります。そのため、土が劣化している場合は水はけのよい土に植え替えるようにしてください。

植え替えについて知りたい方は、下記を参考にどうぞ。
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日光浴をさせるときの注意点3つ

日光浴をさせるときの注意点3つについて説明をしている

日光浴をさせるときの主な注意点は、下記の通りです。

  1. 夏の日光浴
  2. 冬の日光浴
  3. 急激な環境の変化

それぞれ解説していきます。

注意点①:夏の日光浴

夏は日差しが厳しいので、日中の日光浴は避けてください。屋外で日光浴をさせる場合は、早朝や夕方のように日中より涼しい時間帯がおすすめです。

室内で日光浴をさせる場合は、レースのカーテン越しや窓辺から少し離れた場所なら日中でも問題ないでしょう。

注意点②:冬の日光浴

冬の日光浴は気温の変化に注意が必要です。基本的に気温が低いので、屋外での日光浴は避けた方がよいでしょう。

特に気温が下がる夕方は、観葉植物を窓辺に置いたままにしていると、寒さでダメージを受ける地域もあります。そのため、冬の日光浴は日中の室内で行うのがおすすめです。

注意点③:急激な環境の変化

観葉植物は、急激な環境の変化に対応できません。日当たりの悪い場所から日光浴をさせる場所へ移動する際は、少しずつ光の強さに慣らしてあげましょう

たとえば、日当たりの悪い環境からいきなり屋外や窓辺に移動するのではなく、最初は窓から離れた場所から日光浴させるのがおすすめです。

そして、徐々に光の強さや時間を増やしていき、観葉植物に異常が見られなかったら屋外や窓辺で日光浴をさせるとよいでしょう。

日光に強い観葉植物5選

日光に強いタイプの観葉植物は、下記の通りです。

  1. オリーブ
  2. シマトネリコ
  3. トックリラン
  4. ユッカ・エレファンティぺス
  5. サンスベリア・ゼラニカ

それぞれの特徴をご紹介していきます。

1.オリーブ

葉のコントラストが美しい「オリーブ」。

日光に強く、直射日光に当たっても葉焼けを起こしにくい観葉植物です。

日照が足りていないと、枝が徒長して葉を落とす恐れがあるので、日当たりのよい場所で管理しましょう。

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2.シマトネリコ

光沢のある小さな葉が魅力的な「シマトネリコ」。

沖縄のような暖かい地域に自生しており、夏の厳しい直射日光にも耐えられます。

生長が早いので、定期的な剪定が必要です。

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3.トックリラン

とっくりのように見えるユニークな姿の幹に、細くカールした葉が特徴的な「トックリラン」。

暑くて乾燥した地域の植物で、幹は水分を溜められる構造になっています。

耐陰性が弱いので、なるべく日当たりのよい場所に置くようにしましょう。

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4.ユッカ・エレファンティぺス

まっすぐに伸びた幹と、鋭くとがった葉先が印象的な「ユッカ・エレファンティぺス」。

寒暖差のある砂漠が原産地なので、寒さにも暑さにも強く初心者でも育てやすい観葉植物です。

日照不足になると、葉の色が薄くなったりフォルムが悪くなったりするため、日光の当たる窓辺に置いてあげましょう。

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5.サンスベリア・ゼラニカ

ゼブラ柄でまっすぐ上に伸びる姿がスタイリッシュな「サンスベリア・ゼラニカ」。

亜熱帯や乾燥地が原産で、日光を好む観葉植物です。

種類が多いサンスベリアの中でも、特に乾燥に強いタイプなので、初心者の方でも育てやすい品種になります。

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日当たりの悪い環境でも育てられる観葉植物5選

日当たりの悪い環境でも育てられる観葉植物は、下記の通りです。

  1. フィカス・ベンガレンシス
  2. エバーフレッシュ
  3. ピレア・ペペロミオイデス
  4. モンステラ
  5. ガジュマル

それぞれの特徴をご紹介していきます。

1.フィカス・ベンガレンシス

生長と共に白くなる幹と、楕円形のかわいい葉がおしゃれな「フィカス・ベンガレンシス」。

日光を好みますが、耐陰性もあり室内の日陰でも生長します。

大きな葉が密集する箇所も多いので、蒸れて虫が発生するのを防ぐために、風通しのよい場所で管理しましょう。

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2.エバーフレッシュ

涼し気な印象の葉と、華奢な幹が繊細でスタイリッシュな印象の「エバーフレッシュ」。

飾る場所を変えると葉を落とし、新しい葉に生まれ変わらせて環境に順応するという性質があります。

夜は葉を閉じ、朝になると開くという面白い習性があり、愛着が湧きやすい観葉植物です。

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3.ピレア・ペペロミオイデス

丸くてパンケーキのような形の葉がかわいい「ピレア・ペペロミオイデス」。

耐陰性に優れており、半日陰〜明るい日陰の環境を好みます。

葉や茎に水分を溜める性質があり乾燥にも強いので、初心者の方でも育てやすい観葉植物です。

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4.モンステラ

切れ込みの入った葉が独特で、ボタニカル柄のモチーフとしても人気がある「モンステラ」。

日光があまり届かないジャングルのような熱帯アメリカが原産で、日陰でも生長しやすい観葉植物です。

寒さに弱いため、室温が5度以上の場所で管理する必要があります。

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5.ガジュマル

艶(つや)のある濃い緑色の葉と、太くて個性的な樹形が魅力の「ガジュマル」。

生命力が強く耐陰性もあるため、日陰でも問題なく育てられます。

湿潤な環境を好むので、毎日葉水を行うのがおすすめです。

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日当たりの悪い場所でも観葉植物を元気に育てよう!

日当たりの悪い場所でも観葉植物を元気に育てことについて説明をしている

今回は記事前半で、「日光が必要な理由」「日当たりの種類」「耐陰性とは」「日当たりの悪い環境でも元気に育てるコツ」「日光浴をさせるときの注意点」について。

後半では、「日光に強い観葉植物5選」「日当たりの悪い環境でも育てられる観葉植物5選」についてご紹介しました。

最後にもう一度、記事の内容をおさらいしましょう。

~日当たりの種類~

  1. 明るい日陰
  2. 半日陰
  3. 日陰

~日当たりの悪い環境でも元気に育てるコツ5つ~

  1. 日光浴をさせる
  2. 水やりは控えめに行う
  3. 風通しをよくする
  4. 植物育成用ライトを使う
  5. 水はけのよい土で育てる

観葉植物を健康に育てるためには、日光が必要な場合がほとんどです。日当たりの悪い環境に観葉植物を置く際は、耐陰性のあるものを選ぶようにしましょう。日光浴や肥料を与えるなどの工夫をして、正しく管理してあげると元気に育ちますよ!

日陰におすすめの観葉植物についてまとめてみたので、気になる方は下記を参考にどうぞ!
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初心者でも育てやすい観葉植物が知りたい方は、下記をご覧ください。
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