生け花の歴史とは?|~時代と共に変化していく生け花の形~

・生け花の歴史は長い?

・生け花は誰が広めたの?

・生け花はいつから始まった?

・生け花の歴史について知りたい!

生け花に興味があり「生け花の歴史について知りたい」または「生け花の知識を深めたい」という方も少なくないはずです。

日本の伝統文化である生け花は、「いつから始まり、誰が広め、どのような時間を流れてきた」のでしょうか?

私は、生け花を始めて16年が経ちます。

生け花を始める前は「生け花に惹かれ興味はあるけど、伝統的な文化で堅苦しい世界なんじゃないかな」と不安に思うことも……。

しかし、いざ始めてみると誰にでもすてきなお花を生けることができ、気軽に楽しめるので「生け花は身近なものなんだ」と知りました。

そして、お花を生けることを通して「花本来の美しさや強さ」を知り、お花が人に癒しや元気など、たくさんの力を与えてくれる存在だと気付かされたのです。

そこで今回は、生け花の歴史についてご紹介します。

ぜひ参考になさってください。

 

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生け花の歴史

ここでは、生け花の歴史についてみていきましょう!

 

飛鳥時代(6世紀頃~8世紀頃)

飛鳥時代頃は、生け花はまだ成立されていませんが、四季折々の草木を楽しみ感性を磨いていった時代といわれています。

自然と共に生活をしていた人々は、自然を依り代として信仰をしていました。

また、山岳信仰や海の信仰など、自然に対して感謝や畏怖(いふ)を表しており、そのなかの1つに緑を絶やさない常緑木を神の依り代として信仰している人々もいたとされています。

お正月飾りの門松などは、その一形態といわれています。

 

平安時代~鎌倉時代(8世紀頃~14世紀頃)

平安時代には、「古今和歌集」のなかに「花瓶に桜を挿す」という文がみられ、「万葉集」にもお花について詠んだ歌が数多く収録されています。

また、仏教が伝わり、お花を仏に供える風習が広まりました。

「鳥獣戯画巻」にもサルが僧に扮した姿の供花の図が見られます。

鎌倉時代に入ると花瓶や香炉、燭台からなる三具足による「仏前荘厳」のスタイルが定着していきます。

 

室町時代(14世紀頃~16世紀ごろ)

室町時代では、大陸からの伝来品を飾るための建築様式として「書院造り」が成立しました。

時の権力者の邸宅や寺院の床の間の原型とされる「押し板」や「違い棚」が造られ、そこに花瓶お花も飾られるようになりました。

なかでも、京都の六角堂の「池坊専慶」という僧侶が生けたお花が評判になったといわれています。

そこから、従来の仏に供えるお花の枠を超え思想的な面も含んだ生け花の理論も確立され、日本独自の文化である生け花が成立しました。

これが「池坊華道」の始まりです。

 

安土桃山時代(15世紀頃~16世紀頃)

戦国時代を経て生け花(華道)は、上流階級や武家階級の間でしたしまれるようになります。

武士のたしなみとして生けられるようになりました。

安土桃山時代に天下を統一した豊臣秀吉は、武家屋敷にある大きな床の間に飾る花を「池坊」に依頼したと記された文献があります。

 

江戸時代(16世紀頃~18世紀頃)

江戸時代に入ると、生け花に関する書物も出されるようになり、多くの人に生け花が伝えられ始めました。

江戸時代中期になると、生け花は庶民のたしなみとして愛されるようになっていきます。

 

明治時代~大正時代(18世紀頃~19世紀)

明治時代頃から、生活の洋風化が進み、洋花の流通もされるようになりました。

洋花にも対応できるように、留め具に剣山を使用し手軽にお花を生けられるようになりました。

そのことから、女性にも親しまれるようになります。

女学校では、「裁縫」「茶道」と共に「生け花」も専科に設置されました。

明治後半頃に、小原雲心(おはらうんしん※「小原流」の創始者)が水盤に生ける盛花を考案しました。

大正時代になり、「投げ入れ」「盛花」が普及していきます。

 

昭和時代(19世紀)~現代(20世紀)

昭和時代に入り、勅使河原蒼風(てしらがわそうふう)が型にはまらない自由な生け花として「草月流」を創立しました。

現代の生け花は、人々の生活空間にあったスタイルを考案されるようになり、300以上の流派が生まれ発展し続けています。

 

まとめ

今回は、生け花の歴史についてご紹介しました。

時代の変化に合わせながら、生け花は人々の生活に寄り添い変化し続けてきました。

変化のなかにありながら、自然に対する感謝や畏怖の心は、古代の頃と変わらずあります。

現代では、世界中に各流派の支部があり、生け花の美しさや考え方、心の在り方に共感を持つ人が増え、ますます発展しています。

変化の激しい時代だからこそ、生活にお花を添えてお花と向き合う時間を持ち、心豊かに過ごしていきましょう。

 

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