生け花の流派の特徴【三大流派 ~池坊 小原流 草月流~】

・生け花の流派ってどれぐらいあるの?

・池坊の歴史について知りたい!

・小原流の歴史について知りたい!

・草月流の歴史について知りたい!

生け花にはたくさんの流派があり、その数は約300以上あるとされています。

流派の数だけ考え方や生け方があります。

私は、生け花を始めて16年が経ちます。

生け花を始める前は「生け花に惹かれ興味はあるけど、伝統的な文化で堅苦しい世界なんじゃないかな」と不安に思うことも……。

しかし、いざ始めてみると誰にでもすてきなお花を生けることができ、気軽に楽しめるので「生け花は身近なものなんだ」と知りました。

そして、お花を生けることを通して「花本来の美しさや強さ」を知り、お花が人に癒しや元気など、たくさんの力を与えてくれる存在だと気付かされたのです。

そこでこの記事では、三大流派といわれている「池坊」「小原流」「草月流」の特徴や違い、歴史についてご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

 

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生け花の流派

ここでは、生け花の流派についてご紹介します。

 

池坊

特徴

池坊は、草木花の背景にある季節や環境、見る人など、他との調和を大切にしています。

この「他を活かして共に生きる」精神が「和の精神」であり、池坊の特徴です。

また、「花の蕾から花咲き枯れ行くまでの一瞬一瞬の美しさ」を生けます。

お花を活かすために大きく分けて『立花』『生花』『自由花』の3つの形があります。

 

立花(りっか)

立花は、生け花の歴史の中でも最も古く室町時代に成立した技法です。

自然の風景を取り込み、9つの役枝から空間を作り出します。

最も池坊の理念を体現した花型です。

 

生花(しょうか)

生花は、江戸時代に成立し、草木の出生を大切にした「真」「副」「体」の3つの枝で構成する生け花です。

生花は、大地に根を付け育っていき花咲く草木の姿を一瓶に表現しています。

前から見て足元が1本に細く見えるように整えるのが特徴です。

 

自由花

明治時代以降、人々の生活が西洋化していく中で生まれた生け方です。

ルールはなく自由に表現できます。

アレンジメントは空間をうめる「足し算の美」ですが、生け花の自由花は一輪一輪のお花を活かす「引き算の美」で、空間を演出する生け方をします。

 

歴史

池坊は、日本最古の流派で「池坊の歴史は生け花の歴史」といわれ、名称に「流」は付きません。

池坊は、聖徳太子が創建した「京都の六角堂頂法寺」の坊の名をさします。

1464年、「池坊専慶(せんけい)」が草木を生け評判を得たことから、池坊華道の始まりといわれています。

 

生け花の歴史について詳しく知りたい方は【生け花の歴史とは?|~時代と共に変化していく生け花の形~】をご覧ください。

小原流

特徴

多くの人に親しまれる「盛花」というスタイルを考案した流派です。

「盛花」とは、水盤のような口の広い器と剣山を使用し、「盛る」ようにお花を生ける生け方のことです。

また、各流派が避けてきた洋花をいち早く生け花に取り入れました。

時代と人々の移住空間の変化に合わせて、生け花も変化させることで発展した流派です。

 

歴史

明治時代中頃、「初代家元 小原雲心(おはらうんしん)」によって始まりました。

二代目光雲(こううん)は、生け花文化の近代化に力を尽くしたので、男性が主に教授の職で活躍していましたが、女性も教授の職に就けるようになったのです。

 

草月流

特徴

草月流は形式にとらわれず、自由であることが特徴であります。

「いける」「変化る」や「造形る」などの言葉で表現します。

草月流の生け花は、オブジェのような造形美で芸術的です。

生けた人の個性を活かすことを基本にしていて、草木以外の異質素材もよく使われています。

 

歴史

1927年、「勅使河原蒼風(てしがわらそうふう)」によって創られた流派です。

蒼風は、華道家の父のもとで生け花の才能を開花させていましたが、型の決まった生け方に疑問を持ち、独立して草月流を創りました。

 

まとめ

今回は、三大流派といわれている「池坊」「小原流」「草月流」の特徴や違い、歴史についてご紹介しました。

この記事でご紹介した3つの流派の他に、たくさんの考え方や生け方の違う流派があります。

それぞれにすばらしい特徴があり、表現の仕方は違えど生け花を通してお花と心と向き合う姿勢やお花を愛でる思いは同じです。

花展などで、その生け花の表現の違いを見比べるのも楽しみに1つです。

もし、どの流派の教室に通うか悩まれた際は花展などに足を運び、ご自身の感覚と近いものを探されるのをおすすめします。

 

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