【生け花】ハナショウブ・カキツバタ・アヤメの特徴と生け方の違いについて解説!

  • 2021年4月25日
  • 2021年9月16日
  • 生け花
  • 52回
  • 0件

・どこを見たら見分けが付くの?

・そもそもショウブ・カキツバタ・アヤメは同じ花じゃないの……

・ショウブ・カキツバタ・アヤメの見分け方が知りたい! など

端午の節句で、よく生けられる「花菖蒲(ハナショウブ)」。

お花屋さんにお花を買いに行くと「花菖蒲」や「杜若(カキツバタ)」「菖蒲(アヤメ)」など、似たようなお花がたくさんあります。

あまりにも似ているので、見分けるのが難しいと感じている方も少なくないでしょう。

私は、生け花を始めて16年が経ちます。

生け花を始める前は「生け花に惹かれ興味はあるけど、伝統的な文化で堅苦しい世界なんじゃないかな」と不安に思うことも……。

しかし、いざ始めてみると誰にでもすてきなお花を生けることができ、気軽に楽しめるので「生け花は身近なものなんだ」と知りました。

そして、お花を生けることを通して「花本来の美しさや強さ」を知り、お花が人に癒しや元気など、たくさんの力を与えてくれる存在だと気付かされたのです。

そこで今回は、ハナショウブ・カキツバタ・アヤメの特徴と生け方の違いについてお話します。

ぜひ参考になさってください。

 

生け花を始めてお花のある暮らしをしませんか?
興味がある方は【ERIKAいけばな教室】をご覧ください!

ハナショウブ・カキツバタ・アヤメの特徴

ハナショウブ・カキツバタ・アヤメは、3種類ともよく似ています。

しかも、「ショウブ」と「アヤメ」は漢字で書くと、どちらも「菖蒲」と書きます。

見分けるのがむずかしそうなお花たちですが、“コツ”さえ知っていれば簡単に見分けることが可能です。

見分ける“コツ”は、花びらの付け根の違いを見ることです。

それでは、ハナショウブ・カキツバタ・アヤメの特徴や見分け方、生ける際のポイントをみていきましょう。

 

花菖蒲(ハナショウブ)の特徴

ここでは、花菖蒲(ハナショウブ)の特徴についてご紹介します。

花びらの付け根

ハナショウブの花びらの付け根には、黄色い模様が入っています。

お花の中心に黄色い筋があれば、ハナショウブです。

 

育つ場所と開花時期

ハナショウブは、水辺に多く生息していますが、水生植物ではありません。

日当たりのよい、湿度のある場所ならどこでも育つことができます。

蕾が出てから開花している間、一時的に水に浸かっても問題はありません。

開花時期は、6月~7月中旬です。

梅雨の時期に当たり、花期はおよそ1ヵ月と長く咲くのもハナショウブの特徴です。

 

生け方のポイント

ハナショウブは、古くから日本人の美意識に合い、愛されてきました。

生け花でも格のある花として、各流派で決まった花型があります。

葉っぱを1枚ずつ分解し、美しい形に合わせて再度組み直す「葉組み」をして生けます。

ハナショウブらしく生けるポイントは、端午の節句のお花ということもあり、男性的な表情を意識して生けます。

全体的に、間隔を狭めにキリッと素直に真っすぐ、力強く伸びる姿を意識しましょう。

 

杜若(カキツバタ)の特徴

ここでは、杜若(カキツバタ)の特徴についてご紹介します。

花びらの付け根

カキツバタの花びらの付け根には、白い線が通っています。

お花の中心に白い筋があれば、カキツバタです。

 

育つ場所と開花時期

カキツバタは、水の中で育つ水生植物です。

池や沼などの近くや湿地など、水がある場所を好みます。

開花時期は、5月~6月中旬です。

品種により秋に咲くものもあります。

 

生け方のポイント

カキツバタも生け花の中では、格のあるお花として各流派により決まった花型があります。

ハナショウブとよく似ていますが、生ける際の特徴はハナショウブとは反対のイメージを持ちます。

生ける時のポイントは、女性らしい優しいラインを意識しましょう。

全体的にゆったりと間隔を開けて、しかし輪とした姿で生けると、カキツバタらしい美しさを表現できます。

 

菖蒲(アヤメ)の特徴

ここでは、アヤメの特徴についてご紹介します。

花びらの付け根

アヤメの花びらの付け根には、繊細な模様が入っています。

花びらに網目状の模様があれば、アヤメです。

 

育つ場所と開花時期

アヤメは、陸地で育ち、日当たりのよい場所を好みます。

開花時期は、5月中旬~下旬です。

 

まとめ

今回は、ハナショウブ・カキツバタ・アヤメの特徴と生け方の違いについてお話しました。

自然の中には、たくさんの種類のお花や草木が存在しています。

また、とてもよく似ていて、見分けがつかないお花も多くあります。

よく似ているもの同士でも、その出生や姿にはそれぞれの個性があり、生け花をする際にもその違いに丁寧に向き合うことはとても大切です。

美しい作品を生けるために、普段からその花の出生をよく観察していきましょう。

 

【ERIKAいけばな教室】では、はじめての方でも気軽に生け花を楽しみながら、お花をすてきに生ける“コツ”をお教えします。

また、生け花のお稽古を始めやすいように、花器と剣山と花ばさみのセットをお付けするプランもご用意しております。

生け花を通して、お花の持つ魅力を知り、お花と触れ合うひとときを楽しみましょう。

はじめての方や経験者の方も大歓迎です。「お花が大好き」「お花に興味がある」という方は、ぜひご連絡ください。

心よりお待ちしております

オンライン教室のお申し込みはこちら!

【ERIKAいけばな教室】

makana mai sophの最新情報をチェック!