生け花って誰でもできる?初心者さんがゼロから始める生け花!

・生け花に興味があるけど、どうやって始めたらいいのだろう?

・やっぱり難しいんじゃないだろうか?

・何を用意したらいいだろう?お金がかかるかな? など

お花が好きで、生け花に挑戦してみたいという生け花初心者さんが「どのように生け花を始めたらいいのだろう?」「敷居がたかそう」と始めの1歩を踏み出せないというケースがよくあります。

私は、生け花を始めて16年が経ちます。

生け花を始める前は「生け花に惹かれ興味はあるけど、伝統的な文化で堅苦しい世界なんじゃないかな」と不安に思うことも……。

しかし、いざ始めてみると誰にでもすてきなお花を生けることができ、気軽に楽しめるので「生け花は身近なものなんだ」と知りました。

そして、お花を生けることを通して「花本来の美しさや強さ」を知り、お花が人に癒しや元気など、たくさんの力を与えてくれる存在だと気付かされたのです。

この記事では、生け花初心者さんが気になる生け花の基本や道具、生け花を始める際の心構えなどを解説します。

この記事を読んで、生け花をこれから始める人もすでに始められている人も、生け花をより身近に感じ、ぜひお花のある生活を楽しんでみてください。

 

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生け花とは

生け花とは、花や草木などの植物を器に生けて、自然の美しさや花材から受けた感情を表現することです。

生け花は、老若男女問わず幅広い世代の人たちが学び、世界各地で生け花の各流派の支部が設立されています。

ここでは、生け花の生い立ちやフラワーアレンジメントとの違いを解説します。

 

生け花の生い立ち

生け花の発祥は、仏教伝来とともに仏に供える花として献(けん)じた供花が由来とされており、生け花として確立されたのは、約550年前の室町時代とされています。

生け花の伝統を守りながらそれぞれの時代の流れに寄り添い、スタイルを変化させながら発展し続けています。

生け花は、床の間に飾ることが多いです。

しかし現代では、床の間のない生活スタイルが主流になっており、そのような生活スタイルの変化にも対応して、自由なスタイルの生け花も生けられるようになっています。

 

生け花の歴史について詳しく知りたい方は【生け花の歴史とは?|~時代と共に変化していく生け花の形~】をご覧ください

生け花とフラワーアレンジメントの違い

生け花とフラワーアレンジメントは、どちらもお花を使い飾るものですが、その楽しみ方には違いがあります。

ここでは、生け花とフラワーアレンジメントそれぞれの特徴を見ていきましょう。

 

生け花の特徴

生け花は「引き算の美」と表現され、一輪一輪のお花を生かし空間をつくる芸術です。

大きく見える作品でも花や草木で空間を活かし、比較的少ない花材で生けます。

作品中の余白の部分にも、美しさを見出すことは重要です。

また、生け花ではお花の命を感じながら花と向き合い、お花を生ける過程を大切にして生けることから「花を挿す」ではなく「花を生ける」という言葉を使います。

 

フラワーアレンジメントの特徴

フラワーアレンジメントは、お花を配置して作品の空間を埋めていきます。

「足し算の美」と表現され、空間を飾ることを目的としています。

空間を埋めていくスタイルなので、たくさんの花材が必要です。

フラワーアレンジメントでは、たくさんのお花の色や形を調和させながら、美しく見せていくことを大切にしています。

 

もっと詳しく知りたい方は【生け花とフラワーアレンジメントの特徴と違いを解説!】をご覧ください

生け花を始める前の心構え

心構えと聞くと少し緊張してしまうかもしれませんが、生け花を始めるにあたりどの視点でお花と向き合いお稽古を始めていくか確認しておくことは、後々大切になってきます。

ここでは、生け花を始める前に大切にしたい心構えについて解説します。

 

華道の「道」とは

日本の伝統的な文化には、「道」という字が付くことが多いです。

生け花も「華道」という名前で呼ばれており、他の「道」が付く文化と同じように「型」を覚えることから始まります。

「型」を覚えて効率的に短期間で技術を習得していきながら、その文化の価値や真理を学びます。

生け花も、各流派でそれぞれに伝統的な「型」があり、先人たちが考案した「型」を学びながら生け花の真理を知っていくのも、生け花を学ぶ面白さの1つです。

 

華道の「道」について詳しく知りたい方は【生け花】華道の「道」とは?|知ってるようで知らない「道」について解説!をご覧ください

丁寧にお花と向き合う

お花を生ける際に大切なことの1つに、「丁寧に向き合う」ということがあります。

一輪のお花を手に取り「美しいな~」と心を動かされた感情を丁寧に感じることです。

自分がその花材のどの部分に「美しさや面白さを感じているのか」「何に心を動かされたのか」を感じながら丁寧にお花と向き合います。

そうすることで、だんだんお花を生かしながら自分の思いを活かした「自分の生け花」を生けていくことができます。

静かに集中して、花や草木との語らいを楽しむことも生け花の醍醐味です。

 

生け花の道具

生け花では、作品に応じてさまざまな道具を使われますが、基本的に必要なものは花ばさみと花器です。

ここでは、初心者の方が生け花を始めるにあたり、用意しておけば困らない道具をご紹介します。

 

花ばさみ

花ばさみは大きく分けて「わらび手」と「つる手」の2つの形状があり、池坊や草月流では「わらび手」が使われています。

生け花では、枝物などの太めの枝も切れるはさみを使うことをおすすめします。

 

花器

花器は、素材も形を種類豊富にあります。

生け花の練習をする場合、広口で底が浅い水盤でシンプルな色の花器が1つあると便利です。

お花を飾るスペースに合わせて、お気に入りの花器を選ぶとよいでしょう。

 

剣山

剣山も形や大きさの種類が豊富です。

作品の大きさや花器の大きさ、花材によって剣山の種類を変えますが、一般的にお稽古では直径5cm~6cmくらいのものがよく使われています。

 

道具の代用

花器や剣山がないと「生け花が楽しめない」というわけではありません。

アイデア次第でさまざまなもので代用でき、100円ショップで手に入るものでも充分楽しむことができます。

お稽古を続ける場合は、花器と剣山を1つずつ持っているととても便利です。

 

生け花の道具について詳しく知りたい方は【生け花】お稽古に必要なお道具とは?揃えておきたい生け花のお道具をご紹介!をご覧ください

生け花の基本の生け方

ここでは、生け花の基本の生け方について解説します。

 

生け方の基本

生け花は、流派によって生け花の「型」があり、それぞれの「型」によって役枝という決まった生け方があります。

現在では、人々の生活スタイルが多様化しており、生活空間などに合わせて生け花のスタイルも日々変化しています。

 

花材の扱い方と観察するポイント

花材を長持ちさせるために、まず水の中で茎を切るなどして水揚げをしましょう。

そして、生ける花材をよく観察しましょう。

主役にする花を選んだら、その花を360度回しながら観察し、自分にとって「1番きれいだな」「面白いな」と感じるところを探します。

そのお花をどのように生かしたいのかイメージをしていきましょう。作品の方向性を決めていきます。

 

花を整える

花材をそのまま生けるのではなく、より魅力的に見せたいところを強調させるために、余分なところはさばいて姿を整えます。(※さばくとは、無駄な葉っぱなどを落とすことです。)

水に浸かる部分の葉を残しておくと、花器の中の水が汚れて萎れやすくなるので、根元の葉はとってスッキリさせます。

また、萎れているところや生き生きしていない部分も切っておきましょう。

 

葉を生ける

生け花では、枝葉のことも花と呼びます。

緑を取り入れるとよりお花が美しく見えるので、お花に合う葉を緑として加えましょう。

 

足元に気を配る

生け花では、花材を剣山に挿した部分の上(にぎりこぶし1つ分ぐらい)の場所を足元といいます。

足元をきれいに生けることができれば、作品全体にメリハリができ、上の空間をより豊かな空間に演出することができます。

剣山が見えなように工夫したり、挿し口を集中させてまとめてみたりなどして、きれいな足元を意識しましょう。

 

奇数本で生ける

生け花は、お花の「蕾から花開き、枯れ行く姿の一瞬一瞬の美しさ」を生けます。

日本の文化では、偶数本は割り切れてしまうのであまり好まておりません。

奇数本は割り切れないので、その割り切れないあまる部分が成長の可能性を秘めており、生け花では価値があるとされていてます。

その先を感じることのできる、動きのあるお花を生けるという考えから、1本足りない奇数で生けましょう。

 

まとめ

ここまで、生け花の初心者さんが生け花を始める際に知っておきたい生け花のことや心構え、道具などについて解説しました。

生け花は、日本の伝統文化ではありますが、気負う必要は全くありません。

気軽に日常の生活に取り入れることができます。

始めの1歩を踏み出すことは、少し勇気のいることかもしれませんが、生け花の世界に足を踏み入れると、日々の生活がより豊かになります。

まずは難しく考え過ぎず、1歩踏み出してみましょう。

そして完璧を目指すのではなく、お花を生ける経過を楽しみましょう。

 

【ERIKAいけばな教室】では、はじめての方でも気軽に生け花を楽しみながら、お花をすてきに生ける“コツ”をお教えします。

また、生け花のお稽古を始めやすいように、花器と剣山と花ばさみのセットをお付けするプランもご用意しております。

生け花を通して、お花の持つ魅力を知り、お花と触れ合うひとときを楽しみましょう。

はじめての方や経験者の方も大歓迎です。「お花が大好き」「お花に興味がある」という方は、ぜひご連絡ください。

心よりお待ちしております

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